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植物環境工学

植物環境工学

葉菜類や花壇苗,鉢花を対象として,LEDを用いて光質が成長に与える影響,昼夜温度較差の効果などを定量的に解析しています.

植物工場は1980年代に実用化された食料生産システムです.形態としては太陽光を利用するタイプ(太陽光利用型)と完全に人工環境下で植物を生産するタ イプ(完全制御型)とがあります.いずれのタイプも,周年栽培(天候に左右されず一年を通して生産できること),無農薬(外界から遮断されている空間で栽 培さ れるため,菌や虫を駆除するための農薬を使用する必要がないこと)などの特徴を有しています.現在稼働している植物工場は約50か所(2009年現在)で あり,生産されている植物は葉菜類が中心です.一年を通して安定的に生産できるため,外食レストランやファーストフード店,お惣菜屋さんなどとの契約栽培 をするケースが多く見受けられます.
 従来の露地による栽培と植物工場による生産は,それぞれ特徴がありそれらを生かした利用方法を整理する必要があります.
 植物工場では,温度,光(太陽光利用型でも補光など光制御を行っている施設が多い),二酸化炭素,養液組成などをコントロールして,植物の生育に最適な環境を人工的に創出して,効率的な生産を行っています.
 植物工場の課題の一つとしてはコストがあります.特にランニングコストは,照明や空調のための電気代が大きく,これらを削減する技術革新が必要となります.
本研究室では,葉菜類や花壇苗,鉢花を対象として,LEDを用いて光質が成長に与える影響,昼夜温度較差の効果などを定量的に解析しています.